Summary
こんにちは。児玉です。
今回はPomaloのプロデューサーが普段から行っているサイト分析の中から、Google Search Consoleを使った分析をご紹介します。
Google検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。Search Console に登録しなくても Google 検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Google のサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。
引用:https://support.google.com/webmasters/answer/9128668?hl=ja
オウンドメディアの運用において僕が普段使う時は以下のようなシーンが多いです。
- サイト全体のOrganicのセッションが減った(増えた)けどいつから??
- セッションの増減の原因はなに?
- この記事だけ閲覧数がすごく高いけど何で??
とかまあこんな感じですね。
こういった時にどういった操作が必要なのか。Google Search Consoleの操作方法の基本の「き」をご紹介します。
サイト全体のOrganicのセッションが減った(増えた)けどいつから??
「検索パフォーマンス」機能を使用すると、Googleで検索されたキーワードとその表示回数、クリック数、クリック率、平均掲載順位、検索上位のページ、検索の多い国、検索の多いデバイス、検索での見え方、日付の情報を、具体的な数値で確認することが出来ます。
なのでまさにさっきの疑問
- サイト全体のOrganicのセッションが減った(増えた)けど何で??
を解消できます。
例えば下図は「検索パフォーマンス」を選択したページのキャプチャです。
いつから伸びたのか(減ったのか)はここで確認できますね。
じゃあ次になぜ伸びたのか(減ったのか)を見ていきます。
セッションの増減の原因はなに?
仮に、2022年6月以前と以降で大きく数字に差があったとしましょう。
まずはその期間の前後で数値の差を見ていきます。
まずは、先程のページのグラフ上部にある「日付」を以下のように選択します。
すると「検索パフォーマンス」のページでは以下のように表示されます。
何が伸びていて、何が減っているのか。その差をわかりやすく表示してくれます。
こうやって、どのキーワードが原因でサイト全体の数値が増減したのかを確認出来ます。
この記事だけ閲覧数がすごく高いけど何で??
ここからは、
Google Analyticsを使い、どの記事がよく見られているのか確認し、
どうやらOrganicのセッションが多いっぽい。となった場合の分析方法です。
特定の記事のみにフォーカスした検索パフォーマンスは、グラフ上部「+新規」から「ページ」を選択し、気になる記事のURLを入れると確認ができます。
こうやって、特定の記事の検索パフォーマンスを見ることで、
- こういうテーマの記事ではこのキーワードを入れるとパフォーマンスが上がる。
- あの記事では反応の良かったキーワードが、この記事には入ってないから入れよう。
とかまあ色々な考察と検証が出来るわけです。
最後に
僕らのようなWebコンテンツ制作の分析を担当するプロデューサーはもちろんですが、
実際に記事を書くライターの方々や編集さんも、Google Search Consoleをうまく使えばよりパフォーマンスの高い記事を書くことが出来るようになると思います。
また時間のある時に応用編も書いてみたいと思います。