ホリデーシーズンは、コンテンツの「腕」の見せどころ!?

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お疲れさまです!プランニンググループの足立です。
気づけば2022年も、もう終わり。
みなさんのクリスマスや年末年始のご予定は?
今回は、年に一度のホリデーシーズンのコンテンツについてのお話です。

ホリデーシーズンは年に一度の勝負時

ホリデーシーズンとは、一般的にクリスマスから年末年始にかけての期間を指します。ギフト需要の高まるこの時期、ファッションやジュエリー業界は、書き入れどき。自ずと広告やプロモーションに力が入ります。

特にラグジュアリーブランドは、競合ブランドと差別化を図るべく、スペシャルなコンテンツを用意して、ユーザーを取り込もうと躍起(この表現が正しいかは謎ですが笑)。

つまり、ホリデーシーズンは、ラグジュアリーブランドが手掛けるコンテンツのなかでも、一年に一度の”腕の見せどころ”。コンテンツをつくる立場の人間としては、「ホリデーシーズン」というお題のもと、どんなコンテンツを仕掛けてくるのか、気になってしょうがないのです。

お金も工夫も要したスペシャルコンテンツ

そして、12月が近づくにつれ、ラグジュアリーブランドが続々と今シーズンのコンテンツをリリースし始めました。そのなかでも、個人的に気になった3ブランドをご紹介します。

Cartier

愛こそすべて! 『カルティエ』は、「LOVE IS ALL」をテーマにした、ポップアップ「カルティエ座」を、表参道を皮切りに六本木、大阪・梅田に期間限定でオープン。レコードショップをイメージした表参道のポップアップでは、宇多田ヒカル、藤井フミヤ、リリー・フランキー、玉森裕太、milet、平井大、藤原ヒロシなど、錚々たるアーティストや文化人が”愛”をテーマに選曲した珠玉のプレイリストを、その場で視聴できるカセットテーププレイヤーやジュークボックスで用意。劇場をイメージした六本木ヒルズでは、表参道と同様にプレイリストを楽しめるほか、Awesome City Club、milet、平井大、SIRUPなど総勢11組のアーティストによる一夜限りのスペシャルライブを開催。LINE限定スペシャルサイトではプレイリストが聴けたり(一部はポップアップ会場限定)、LINE経由で友だちに送信可能など、スペシャルなコンテンツが盛りだくさんでした。

HERMES

各ラグジュアリーブランドがこぞってホリデーシーズンに用意する、デジタルメッセージカード。なかでも、工夫を凝らしたメッセージカードで注目したいのが、『エルメス』。「エルメスのマジックスノーフレーク」というスマホ専用デジタルメッセージカードは、パリのフォーブル・サントノーレにあるエルメスの屋上庭園を舞台に、雪の結晶でメッセージ(LINEやメール)をかたどるというもの。おもしろいのは、メッセージを贈るときも受け取るときも、息を吹きかける(指で画面をタップでもOKというアクションを加えている点。息を吹きかけると、雪の結晶が舞いメッセージが現れる仕掛けに、思わず驚嘆の声が上がります。

CHANEL

ホリデーシーズンで目立つのが、動画を用いたクリエイティブ。実写やアニメーションなど、各ブランドが独自のクリエイティブをPRするなか、映画のようなストーリーとスケールで魅了するのが、『シャネル』。月の物語にインスパイアされ、「ONCE UPON A MOON with CHANEL」と題された1分30秒のムービーは、パク・スジュをはじめとする登場人物たちが、ホリデーギフトとともに、月を目指していくというもの。特設ページ内も、スクロールするとパリから月までの距離が表示されるなど、一貫してその世界観が表現され、リッチで独自性の高いクリエイティブに仕上がっています。

気になる2つのポイント

この3ブランドに共通していたのが、メッセージカードを贈る際やサイトのブラウザにLINEを据えていること。そして、リアルとデジタルをかけ合わせていること。これらは、他ラグジュアリーブランドにも通ずるもので、コンテンツをつくる立場の人間としては、抑えておきたいポイントだと感じました。あっ、あとお金がかかっている点も、やはり見過ごせませんね笑。

ここで紹介したのは、あくまでほんの一部。他ラグジュアリーブランド、はたまた日本のセレクトショップなんかもたくさんのホリデーギフトとともに、素敵なホリデーコンテンツを用意されています。

プライベートに仕事に忙しないホリデーシーズンですが、こうしたコンテンツに目を向けてみると、ちょっぴり心が休まるもの。息抜きがてら、たまに目を向けてみるのもオススメですよ。それでは、メリークリスマス!

Photo/Getty Images

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