2022ホリデーキャンペーンはファミリー起用がトレンド!?

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こんにちは。

プランニンググループの波田野です。今年も残すところあと1ヶ月を切り、気づくと街はすっかりホリデームード。クリスマスに向け、街中がキラキラのイルミネーションに彩られています。クリスマス・年末に向けた商戦シーズンでもあるこの時期は、各社こぞって様々な施策を行なっておりますが、本日は個人的に気になったキャペーンを取り上げたいと思います。

リアル家族の起用が目立つ2022キャンペーン

企業やブランドの顔に著名人を起用するのはごく当たり前のこと。

その顔を務める人選は企業イメージにマッチする人だったり、もっとも旬な人だったり、戦略によって様々ですが、今年はファミリーを起用するブランドが目立っていたように思えます。

人気セレクトショップのUNITED ARROWSは、本木雅弘さんの実子でモデルのUTA(内田雅樂)さんと俳優の内田伽羅さんの兄妹をホリデーキャンペーンのメインビジュアルに起用。2人のファッション観やこれまでのクリスマスの過ごし方などをインタビューしたページも読み応えたっぷり。

GAPは昨年のホリデーに続きファミリーを起用したキャンペーンを実施。人気モデルの富永愛さんと息子の章胤さん親子、元キックボクサーの魔裟斗と矢沢心さん、長男のEITOくん親子、人気モデルの辻本舞さんら家族の合計3組のファミリーを起用。「PASS THE JOY FORWARD」をテーマに眩いメタリックアイテムを着用したビジュアルがホリデーらしさを盛り上げています。

TOD’S2022ホリデーのテーマである「家族や大切な人との絆」に合わせて人気モデルの蛯原友里さんと夫でラッパーのILLMARIさんを起用したホリデープロジェクトを展開。クリスマスムードたっぷりの赤い背景紙をバックに2人の仲睦まじい姿を見ることができます。

テーマに加え世の中のムードも考えた人選を

家族共演が目立った理由は、ホリデー(クリスマス)×家族という、もともとの相性の良さもあると思いますが、長引くコロナ禍の影響により、以前よりも「家族」のぬくもりを大切にする傾向が強まっているのではないでしょうか。キャンペーンの顔として誰を起用すべきか?を考える際、ブランドとマッチしているか、反響がありそうか?などを優先的に考えるものの、+αで世の中の流れやムードなどもしっかり考えた上で候補を提案することの大切さを改めて実感したのでした。

では皆様、良いホリデーシーズンをお過ごしください。

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