《連載Vol.1》クリエイティブディレクターってなにしてるの?

田村 亜希奈

Summary

この連載(となる予定)は、Pomaloで働く社員が、数ある企業の中からこの会社を選び、日々どんな業務を行い、何を思って仕事しているのかを経営企画室・タムラが勝手にインタビューしてきたものです!
ぜひ、中で働くひとたちを知ってください!

記念すべき第1回目の社員はクリエイティブ・ディレクターの引地海さんです!
インタビュー時間をもらいたくてカレンダー開いたらまず東京にいるの?会社来る?どこにいる?状態でした。

さっそくプロフィールから紹介したいと思います。


クリエイティブ・ディレクター
引地 海

1980年生まれ。11歳から18歳まで米カリフォルニア州サンディエゴで過ごす。慶應義塾大学卒業後、2003年に株式会社電通に入社、雑誌局に勤務。2012年に退社後、企画会社を経て2014年に独立。メディア、イベント、商業施設、飲食店、地方創生などの企画・演出・プロデュースを手がける。Pomaloには業務委託を経てその後正式メンバーに。2児の父として毎朝お弁当作りに励む。


カリフォルニア!!!そこから聞きたいところですが、時間も限られてるので質問にいきたいと思います。

何年入社ですか?

最初は2019年に、フリーワーキング制度を使い週1日出社で働き、一旦離れ、その後正社員になったのは2021年です。トータルすると3年くらいです。

入社の決め手はなんですか?

ちょうどその頃、フリーランスの編集者として、ひとりでやれることの限界を感じていたところだったんです。
仕事がなかったわけではないんですが、ルーティンでやることと、新しいことにチャレンジすることとの両立が難しかったというか。
モチベーションも「お金」と「面白そうなこと」の両軸があって、どちらかというと僕は「お金」より「面白そう」をとってしまいがちな性格なので、ひとりでやっていくとお金にならないことばかりにどんどん時間を使っちゃう。
子育ても落ち着いてきたところでもあったので、ちゃんと稼がなきゃなー、とも思っていたタイミングだったんですよね。

多くの企業の中でPomaloを選んだ理由はなんですか?

僕は広告代理店時代にPomaloの共同創業者のふたりとお仕事していたので、Pomaloの業務内容がイメージできていたというのが大きかったですね。
実際、自分がやっていたこともそれほど変わらなかった。その延長線上で、個人からチームで動けるようになれば、さっき言った「お金」と「面白そう」の両立ができるんじゃないかな、と。
大きな企業に入っちゃうと「お金」は安定しても「面白そう」は減っちゃう気がしたんです。

現在の主な自分の役割はなんですか?

一応、肩書きは「クリエイティブ・ディレクター」なんですが、この肩書きも広義すぎてよくわからないですよね。

すごく平たく言うと、
「課題に合わせていい感じのアウトプットを作ってくれる何でも屋」って感じですかね。

クライアントによってはコピーライターだと思われていたり、コンサルタントだと思われていたり、デザイナーって思われてたこともありました(笑)。
でも、実際のところ、企画を考えて先方を説得するためにプレゼンしたり、その企画書を書いたり、記事の原稿を書いたり、デザイナーにデザインの指示を出したり、イベントの脚本を書いたり、制作費の交渉をしたり、業務は無限にありますね。

総じて言うと「情報の演出家」って感じでしょうか。わかりにくいか(笑)。

タムラ:本当になんでもやってる・・・

1日の流れは?

毎朝子供の弁当を作っているので、それが軸になっていますね。

6時半ごろに起きてお弁当作りや朝ごはんの用意、子供の送り&掃除などがあって、自分の時間が始まるのは9時とか10時ごろ。

午前中はメールやslackの返信、で11時ごろから16時ぐらいは打ち合わせか企画考えたり、時々撮影が入ったりって感じですね。

基本毎日17時〜21時は家事の時間なので業務は行わず、週2~3回、子供が寝た後に仕事する感じですね。企画書を書くのは基本夜が多いですね。

昼間だとどうしてもスケジュールに急かされている感じがして落ち着かないので、ゆっくり感情込めて何かを作るのは夜が多いですね。

タムラ:家でゴロゴロしてる姿がまったく想像つきません。

右脳型?左脳型?

これはよく聞かれるんですが、右脳と左脳の間を行ったり来たりするのが仕事、だと思ってます。
右脳派と左脳派の間に流れる大きな川を、ひたすら泳いで反復しているイメージですね。どちらか決めろ!と言われれば極めて左側にいる右脳派、かなー。
右脳派なんだけど、主戦場は左脳派が多い場所、みたいな。でも結局、双方から「お前はこっち派(仲間)じゃない!」と言われかねないポジションでもありますけどね(笑)。

働く環境の中で、Pomaloの自慢はなんですか?

これはPomaloに限った話ではなく、ベンチャー企業やスタートアップの全てに言えることだと思うんですが、「面白そう」と思ったことにチャレンジできる環境があることですかね。

もちろん責任も伴いますが。それも冒頭で言っていた「お金」と「面白そう」の両立です。

「こんな面白そうなことがあって、こうすればお金が回ると思うんだけど、あとは一緒に手伝ってくれる人さえいればできそうなんだけどー」と、右脳と左脳のバランスが取れた説明ができれば、ベンチャー企業の社長で「NO」という方はいないんじゃないかな。

Pomaloでチャレンジしていることは?

んんー、カッコつけるわけではないですが、業務全部かなー。
DXの世界ってほんと答えがないので、全部手探り、って感じです。なのでチャレンジしないと、すぐポシャっちゃう。そもそも、どれだけ頑張っても大半がポシャるのが常な業界なので、ダメ元だったとしても、頑張ることは忘れないようにしています。
まあこれも、他の企業でも言えることですね。

Pomaloの掲げるValueのなかで大切にしてるものは?

SAME BOATって考え方は僕の性に合っていると思ってます。

何事も自分で体験しなくちゃわからないし、自分の心が動かなければ人の心なんて動かせないと思ってます。

クライアントの事業でも、自分ごとと思うことから入るし、同時にターゲットに自分を投影することもする。
今の世の中、広く全般的に適応する「コミュニケーションの方程式」みたいなものはないに等しいので、そういうパーソナルでプリミティブなアプローチが大切だと思っています。

どういうところに情熱を注いでいますか?

上の返答にも絡んでくるんですが、自分の心が動いた時に
「なぜ自分はこれを見て感動したんだろう」とか「なんで面白いと思ったんだろう」って、自分の中で定義するように常日頃から習慣にしてますね。

そういう引き出しをたくさん持てば持つほど、企画に体温が注ぎ込める気がします。

仕事もプライベートも多忙だけど、いつも楽しそうな海さん。休日の過ごし方や、リフレッシュ方法はなんですか?

旅も好きだし、映画も好きだし、音楽も好きだし、キャンプも好き。

でもそれもさっき言った通り、「楽しい!」とか「また来たい!」と思うことが、企画の種になったりもするから、遊ぶこととかリフレッシュすることも仕事の一環といえば一環になってますね。

子供とサッカーボールを蹴っていても、「あ、これ企画に活かせるな」って思いますし、旅先で出会った人やモノは、かなりの確率で仕事につながったりしていますからね(笑)。

タムラ:常に仕事が頭から離れていない!!!私は会社のドアをあけた瞬間から休日しか見えていないのに!!

本日はお忙しい中ありがとうございました。インタビューは以上になります。


というわけで第1回目のインタビューは無事に(?)終了しました。

Pomaloで言うクリエイティブ・ディレクターはまさしくなんでも屋。

物事を想像することができても、それを実現するまでの行動力や推進力がなければ途中で何もなかったかのように終わってしまいます。
実現するために人やお金のことを考え、形にするまでを様々な視点を持ち、総合的にまとめ導いていく存在がクリエイティブ・ディレクターなのかと思いました。

今回のインタビュー企画をやろうと思ったきっかけが、採用活動をする中で、Pomaloに興味を持っていただいた方に会社の「中」は見えているのかな?と感じたためです。

転職は、業務内容と同じくらい中にいる人たちの存在も会社を選んでもらう大事な要素です。

昨今、人事採用は「選ぶ立場」ではなく「選ばれる立場」です。

偉そうにふんぞり返っていては誰もドアを叩いてはくれません。

このインタビューで、Pomaloの中で働く人の魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。

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