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こんにちは、プランニングエディターの磯です。
プランニンググループでは、世の中のデジタルコンテンツの情報や事例を、プランニンググループ視点でまとめたメールマガジンを月2回発信しています
毎回、メールマガジンのテーマ決定後に、メンバーで分担してジャンルごとにネタを集めているのですが、最近のテーマで私が個人的に気になったのは「NFT」でした。
「NFT」って何?
「NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)」は、「偽造不可な鑑定書・所有証明書月のデジタルデータ」のことをいいます。従来デジタルデータは簡単にコピーや改ざんが可能のため、宝石や絵画のような資産価値があるとはみなされませんでしたが、ブロックチェーン技術の活用によって安全なデータ管理ができるようになり、急速に広まりつつあります。
デジタルアートはもちろん、ゲームやマンガ、宝くじ、デジタルトレカ、お守りなど、意外と身近なアイテムのNFT化が始まっているのです。
NFTを使用したプレゼントやベントが増加中!
「NFTってデジタル好きな人向けのためのものじゃないの?」と最初は思っていました。しかし、「NFT プレゼント キャンペーン」と検索すると、国内の一部の企業や団体では、すでにキャンペーンやギフト、イベントで積極的にNFTにチャレンジしていることがわかりました。来年には「NFTを知らない、興味ない」なんて言えないくらい、急激に広まっているかもしません。今年のNFT事例を3つ紹介します。
<地方創生×NFT>「ふるさとチョイス」で日本初のNFT返礼品(北海道上士幌町から「300機のクリスマスドローンショー映像のNFTアート」が登場。北海道余市町、茨城県桜川市、大阪府泉佐野市もNFTデジタルアート返礼品を採用)
<キャンペーン×NFT>SPA!×dブック×dマガジン「孤独のグルメNFT名言トレカ」プレゼントキャンペーン(マンガ『孤独のグルメ』の名言シーンを、セリフが飛び出すよう動画化・カラー化を施してNFTデジタルトレーディングカードに。全10種類のうちのうち3種類が「dブック」「dマガジン」で、残り7種類が雑誌『週刊SPA!』で提供され、抽選で合計6,000名にプレゼント)
<イベント×NFT>「NAKED 夏まつり2022 世界遺産・二条城」(7月22日〜8月21日開催。実際の二条城とメタバース二条城で開催された夏祭りで、リアルでは打ち上げ花火や屋台などのデジタルアートが出現し、メタバースではバーチャル盆踊りが楽しめる盛りだくさんの内容に加え、入場券が付いた2種類のNFTも登場した)
2023年のNFTトレンドはいかに?
NFTへの興味、関心はわいてきましたでしょうか?
次から次へ、進化するデジタル技術を用いたワクワクする、面白いキャンペ−ンやイベントを仕掛けるためにも、プランニンググループでは、日々デジタルトレンドのキャッチアップに勤しんでいます。2023年、NFTはどのくらい世間に波及し、どんなふうにNFTを使った企画キャンペーンが増えるのかなどウォッチしつつ、トライする準備もできたらいいな...と思っています。