心に残るを「咀嚼」する

Summary

みなさん、お疲れさまです。二度目ましての、ソリューション事業部コンテンツ部プランニンググループプランニング・エディターの足立です。長い肩書きを初めて口に出し、書いてみました。”二度目まして”というのは、このFindingsに投稿するのが二度目だったからです。一度目の投稿は、よかったらこちらから

私の主な仕事は、肩書き通り「コンテンツをプランニングして、クライアントの課題をソリューション」することがお仕事です。ルー大柴さんにニアすることではネバーありません。プランニングするために、日頃のインプットは欠かせません。
ということで、今回は私が最近触れ合ったコンテンツの中から、特に心に残ったもの、皆さんにシェアしたいものをご紹介させていただきます。

「咀嚼」が大事

とその前に、まずは私がコンテンツをインプットする上で大切にしていることがあります。それは、「咀嚼」することです。

「咀嚼」とは、口の中で食べ物をよく噛み砕き、味わうことを意味します。一方で、物事や言葉の意味をよく整理して理解する、という意味も持ち合わせています。

私は仕事柄、日常で目にするもの、耳にするもの、食べるもの、触れ合うもの、感じるもの、ありとあらゆるコンテンツをできる限りインプットしたいと考えています。しかし、当たり前ながらインプットするには限界があります。そこで、特に心に残ったもの、印象に残ったものを、自分の中で整理して、なぜ心に響いたのか、なぜ良いと感じたのか、はたまた悪いと感じたのか、意味や理由を自分なりに解明するようにしています。

つまり、この行為が「咀嚼」です。これを加えるだけで、頭に残り、グッと引き出しやすくなります。さらに、SNSにアップする、人に話す、メモするなど、なんでもいいのでとにかくアウトプットすると、インプットの精度が増し、さらに整理されていきます。結局、アウトプットは、最大のインプットなんですよね。

前段が長くなりましたが、ここからが最近心に残ったコンテンツのお話です。今回は、映画・リアリティショー・CM3つから。なぜ心に残ったのか、響いたのか、私の”咀嚼点”とともにご紹介させていただきます。

発表会のシーンに痺れる!『Coda コーダ あいのうた』

聴覚障害者の家族の絆を描いた映画『Coda コーダ あいのうた』。先日発表された第94回アカデミー賞で、作品賞を受賞したことでご存じの方も多いはず。映画館で鑑賞し、私もものすごく心を打たれました。では、私なりに咀嚼したところ、心に残った理由は以下の3つでした。

①家族の絆
これはもう、万人が感動するストーリーの軸なので、観ていただければ誰もが納得するかと思います。

②主人公の設定
この手の物語では、主人公が障害を抱えているという設定が多いイメージ。でも、逆なんですよね。主人公は普通の高校生で、両親と兄が聴覚障害者。彼らの通訳として生活をサポートするという設定が、斬新に感じられるし、印象に残りました。

③コンサートシーンの演出
ネタバレになるので多くは語れないのですが......歌を愛し、合唱部に所属する主人公が、家族も駆けつけるコンサートで唄うシーンでのひとコマ。ここで、ひとつの演出が入ります。この演出で、私は背中がゾワゾワっとなるような、血の気が引く残酷さを感じました(個人的見解ですよ)。

これぞビジネスサバイバル!『アプレンティス:ONEチャンピオンシップ版』

こちらは、ネットフリックスで観られるビジネスリアリティショー。世界中から集まった16人のビジネスパーソンが、アジア最大手のスポーツメディアCEOの”見習い=アプレンティス(年俸2800万円)”の座をかけて、体力面とビジネス面の課題に挑みます。要するに、ビジネス版バチェラー笑。ネットフリックスで韓ドラばかり観ていた私に歯止めをかけたくらい面白かったので、改めて咀嚼してみました。

①登場人物のキャラクター
予選を勝ち抜いた16人の精鋭ビジネスパーソンもさることながら、ONEチャンピオンシップのチャトリCEOと彼の右腕まで、主要キャラクターがみんな濃い笑。誰が観てもきっと、「こういうやついるわ〜」となります笑。

②勉強になるプレゼンテーション
毎回CEOから体力面ととビジネス面の課題が与えられ、16人が2チームに分かれ取り組みます。特に勉強になるのは、ビジネス課題におけるプレゼンテーション。趣向を凝らしたプレゼンが毎度繰り広げられ、ビジネスパーソンであればきっと参考になるはず。プレゼンの穴を突く、ぐうの音も出ない審査員たちの的確な指摘も見応えがあります。

③いがみ合い
これが一番の見所と言えるかもしれません笑。ビジネス課題で負けたチームから、脱落者が決められるのですが、その際のいがみ合いがすごい。平然とチームメイトを罵り、みんながみんな人のせいにします笑。そんないがみ合いにピシャリと釘を刺す、CEOの圧にもご注目を。

なぜかヤミツキ!?クレジットカード会社のテレビCM

最後は、某クレジットカード会社のCM。高級寿司店を舞台に、父親と娘がお互いの結婚を報告しあうというものです。もうピンと来ている方も多いはず。実はこのCMが、私は大の苦手笑。観ていてムズ痒いというか、キツいというか笑......とにかく苦手なのです。でも裏を返せば、頭と心にすごく残っていて、流れれば思わず観てしまう自分がいる笑。テレビCMとしては、その時点でもう完全勝利ですよね。

①キャスティングの妙
このCMは、これに尽きると咀嚼してます。というか、あまり語りすぎると悪口になりそう笑。父親と娘を演じる二人の役者さんが絶妙。握りを食べて二人して「ん〜」と悶絶する表情、父娘らしいなんとも言えない距離感ややりとりを演じきっています。

まとめ

とまあ、3つのコンテンツを通して偉そうなことをお伝えてきましたが、私の咀嚼点など所詮こんなものです笑。でも、こんなものでも咀嚼すると意外と頭に残るものだし、人に伝えやすくもなります。思い出せずにいた、映画や本のタイトルもすんなりと出てくるようになるかもしれません。

みなさんもぜひ、咀嚼しながらコンテンツと向き合ってみてはどうでしょうか。

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