実録!41歳からのSNS運用奮闘記(中編)

五嶋 一貴

Summary

みなさま、こんにちわ。2度目の登場、ディレクターの五嶋です。前回の初登場では41歳限界独身男性がSNS運用を開始し、フォロワー獲得を通してそのリアルな奮闘記ということで前編記事を書かせて頂きました。前編ではアカウント作りを行う上で自分なりに拘ったことや、目標としたフォロワー1,000件に至るまでの具体的な作戦や、その一部始終を書かせていただきました。いま、この記事をお読みの方で前編をまだお読みでない方は是非こちらからご覧くださいませ!

さて、今回の中編記事ですが目標としたフォロワー数1,000を達成し、その後、フォロワー数が伸びていく中で感じたことや考えたことをお話したいと思います。具体的にはどのような運用の作戦を立てて、アクションを起こしていったのか。また、マンションクラスター(通称マンクラ)と呼ばれる方たちとの交流体験などをお話できればと思います。それではいってみましょう!

プチバズりツイートで感じたこと

前回の記事ではフォロワー数の推移をご紹介させて頂きました。フォロワー数が少ない中、私のような弱小アカウントでは一個人の力だけではインプレッションやエンゲージメントは高まらないことを痛感しました。

また、バズるツイートは起こそうと思ってできるものではいということです。1時間近く練りに練った渾身のツイートが思ったほど反応がなく、寂しい気持ちになることは日常茶飯事です。影響力のある万垢と呼ばれるアカウントの方や、ツイートのセンスがある方でなければ、バズツイートは狙ってできるようなものではないと感じたわけです。少なからず私にはできません。

因みにフォロワー1,000件いくまで、自分基準のプチバズリは2回のみでした。たまたま発動したその2回のプチバズリの数値を見て感じたことは、「リツイートやリプライってめちゃめちゃ大事やん!!」ということです。

当たり前と言われればそれまでの話なのですが、実際にプチバズりしたツイートは80近くのリツイートをいただけました。中には、1万以上フォロワーがいるアカウントや、ベンチマークしていた憧れのマンクラアカウントからもリツイートを頂けたのです。

その結果、インプレッション数100,000弱、エンゲージメント数19,000弱と数値が伸び、日々のツイートからは想像できないほど数値の爆上がりを体感したのでした。

フォロワー獲得大作戦を決行せよ

このような体験から、ツイートの数値を伸ばすには、いかにリツイートやリプライの数を増やしていけるかが大事ではないかと思いました。もちろんながら、ターゲットに対して有益情報となるっているかツイートの質には拘りますが、前述したように、私にはバズツイートを狙ってできるほどの器量はありません。

そこで、考えたことが「いつバズってもいいように、リツイート・リプライ・いいねをしてくれる味方を作ろう!」ということです。予測できないバズツイートに備え、事前にそのようなフォロワーをつくっておこうという訳です。備えあれば憂い無し。題して『味方を作ろう大作戦!!』です。

これまでは一方的に日々のツイート発信をこなすのみの運用でしたが、自分の味方になってくれるアカウントを作るべく、積極的にコミュニケーションをとっていこうという作戦です。

まずは味方になってもらいたいアカウントをリストアップしました。万垢と呼ばれる影響力の大きいアカウントを味方にしたいという腹黒さもありながら、マンクラの中で憧れのアカウントや、趣味趣向が自分に近いアカウントをターゲットにしました。

次に実際に行った具体的なアクションですが、下記のアクションを日々のルーティンとして実践してみました。

  1. ターゲットアカウントのツイートをチェック
  2. ツイート内容はノールックでいいねを押す(もちろん内容も見てます笑)
  3. 積極的にリプライする(クソリプにならないよう内容は十分吟味のうえ)
  4. 積極的にリツイートする(引用リツイートを多用する)
  5. マンクラのリプライが飛び交うツイートコミュニティの場に参加する

このようなコミュニケーション活動をルーティンとして日々繰り返していく中で、今まで遠い存在に感じた憧れのアカウントとも距離感が少しずつ縮まっていく感じがしました。自分が行ったリプライに対して、さらにリプライしてもらえることは嬉しく、そのようなコミュニケーションが繰り返される中で仲良くなっていく感じが実感できました。そして、そんな憧れのアカウントにフォローしてもらえた時はテンションが上がりまくりです。

SNSでのコミュニケーション

このような活動の中で作戦に手応えを感じはじめるわけですが、やはり自分の好きなことや、趣味趣向が近い方たちとコミュニケーションとれることは純粋に楽しいです。お互いが似たようなことを考えているため、理解や共感するスピードも早いと感じました。

日常生活においても、自分のことに好感も持ってくれる人や、理解をしてくれる人にはこちらも好感を持ちやすいと思います。少なくとも自分に好感持ってくれる人を嫌だとは思わないものです。SNS上とはいえ、人と人のコミュニケーションでありそれは同じことなのかなと思いました。

私はたまたまマンションに興味があり、マンクラというフィールドをツイート運用の場として選択しました。活動するフィールドはどこに身を置くのか、どんなターゲットにどのようなツイートをしていくのか。ここがブレてしまうと運用が苦しくなってしまいますよね。自分が好きなことは全く苦にならず、楽しみながら継続していくことができると思います。Twitterでのフォロワー数伸ばしは日々の積み重ねに尽きると強く感じました。フォロワー拡大は一朝一夕にして成らず。才能ある方は別として、私のような凡人には引かれたトリガーがいつ発動するかわからなく、地道にコツコツ継続あるのみかと思いました。

私はたまたま、マンションに興味がありマンクラというフィールドを選択しました。自分がどのフィールドに属し、どんなターゲットにツイートしていくのか、やはりここがブレてしまうと運用が苦しくなってしまいますよね。

なんだか根性論的なマインドセットの話になってしまいましたが、今回は運用を通して深く感じたことを書かせて頂きました。ここまでお読み頂きありがとうございます。それではみなさま、また次回の後編でお会いしましょう!

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