島根県津和野町で「ふるさと納税」が9倍!巣篭もり需要を取り込んだ “地域おこし企業人”の秘策

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プレスリリース

〜 編集のプロが魅力を再発見して町を活性化〜

2020年4月より「地域おこし企業人交流プログラム」により、島根県鹿足郡津和野町と協定を結び、編集者として魅力を引き出し伝える記事や広告作成のプロである当社の役員を津和野町へ派遣しました。4月〜6月の3ヶ月間のどの月も昨年と比較して2倍以上の売り上げとなり、7月は9倍という驚くべき数値となりました。
コロナ渦における巣篭もり需要と打ち出した施策がマッチし、大きな成果を生んだのには、秘策がありました。

【 津和野町ふるさと納税売り上げ(昨年同月比)】

4月:290% 5月:240% 6月:230% 7月:970%!

津和野町の美しい街並み

秘策1:「津和野プライド」の打ち出し

オーガニック食材は都心を中心に人気があることから、栽培期間中農薬・化学肥料未使用や減農薬の地場産品を洗い出し、訴求ポイントとして記事を改善すると共に、出品されていなかった栽培期間中農薬未使用、または減農薬のものを新たに産品として追加することで、新規の流入が劇増!

秘策2:ストーリーを大切にする

ひとつひとつ農作物には生産者の想いがあり、すでに出品されている産品にそのストーリーを追加することで共感を呼び、限定品が完売!栽培期間中農薬未使用、または減農薬農産物は、1種類の返礼品に対し2ヶ月で90以上の申し込みを達成!

秘策3:ターゲットに合った記事内容に変更

例えばクラウドファンディングでは、寄付納税者の目線に立ち、購入価値の理解を促す文面に変更することで、期間内で目標金額の190%を達成!
例)ガバメントクラウドファンディング

秘策4:フリーペーパーの内容改善

寄付納税実績者へ寄付額と寄付金の使途報告を伝える報告書(フリーペーパー)「むずぶ」は、生産者や産品の紹介がメインだったが、IターンやUターンの候補地のひとつとして挙がるように町への関心を広げる内容に変更。
さらに、同窓会支部を通して津和野出身者へ広く配布することで、関係人口の拡大を図る。

今回”地域おこし企業人”として津和野町で活動したPomalo役員の澄川恭子は、ハースト婦人画報社に入社後、ファッションエディターを経て、「ELLEgirl」「ELLEgirl ONLINE」編集長を歴任。2016年に創業したPomaloの共同創業者。企業ブランディングやコンテンツ力を活かしたプロジェクトを手がける。